Quality:なぜ私は「作品のクオリティ」を最優先にするのか

sound of confusion – engineering philosophy #01

これから3回に分けて、私がエンジニアとして大切にしている3つのテーマについて書いていきたいと思います。

この仕事を始めてかれこれ28年になりますが、これらのテーマは変わっていません。

流行や制作環境は変わっても、自分の中の基準だけは変わらない。
そう言い切れる、私にとって普遍的な考えです。

1回目の今回は、「作品のクオリティ最優先」の理由についてです。


 

クオリティ最優先の理由

エンジニアが作品のクオリティを最優先する
これは当たり前のことかもしれません。

それでも、あえて言葉にするのは、
制作の現場では“効率”や“慣習”が無意識に優先されてしまう瞬間があるからです。

それに加えて、クオリティ最優先という言葉には、

「手段や方法に囚われず、良い音を追求する」

という姿勢も含まれています。

音楽を作ることは、他と横並びの作品を作る作業ではありません。
唯一無二のものを生み出す作業です。

その過程において、一般論やセオリーも重要ですが、それだけでは作品は完成しません。

最終的に必要なのは、
『作品の可能性を探り続ける姿勢』と、『自由な発想』だと思っています。

だからこそ私は、作品に対してできるだけフラットな視点を保ち、

「さらに作品を輝かせるにはどうすれば良いか」

を模索し続けています。


 

心を動かすなにか

そしてこの“クオリティ”の中には、
『心を動かす何か』があるかどうかも含まれています。

私はある音楽に心を動かされ、この世界に入りました。
音を聴いただけで心が揺さぶられるあの感覚

それが、今も私の原動力になっています。

その原動力は、音楽そのものに宿っています。

だからこそ、共同制作者としての責任を意識しながら、
クオリティ最優先で制作に向き合っています。


 

作品のクオリティを最優先するということ。

それは単に「音を整える」ことではなく、
作品の可能性を追い求め、自由な発想で唯一無二の価値を形にすることです。

この考え方が、私の制作理念の根幹であり、
長く信頼を積み重ねていくための基準だと考えています。


 

 

 

 

 

 

sound of confusionでは、
作品本位のミキシングを軸に制作を行っています。

アーティストの持つイメージや音像を大切にしながら、
作品の可能性を最大限に引き出すことを目的としています。

制作のご相談がある場合は、
下記ページよりご連絡ください。

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<制作理念シリーズ>

第1話:Quality: なぜ私は「作品のクオリティ」を最優先にするのか
第2話:Image: イメージを音にするということ
第3話:Creativity: 創造性に向き合うということ