前回は機材セッティング時に気づいた電源周り、アースのことについて書きました。
今回はその後、無事に電源が入った後の話です。
全ての機材に電源が入り一安心。
これでついに音の比較ができると意気込んでいました。
Mix途中の音源を日本で落としてデータ化していたので、それがどう変化するかも楽しみでした。
さて、音を出してみます。
出ません。
IOを認識しない。
またもやトラブル。
まさかのApogeeを認識しません。
なぜか赤マル
以前にも似たような認識のトラブルがあったのでPCの設定だろうと設定を確認するも改善せず。
そこから2日間、OSの再インストールからPCIカードの着脱まで、ありとあらゆることを試したがうんともすんとも反応がないまま時間だけが過ぎていきました。
同時にマレーシアの代理店にもメールするも、本国に連絡してとの回答。
加えて日本代理店にもメールして色々とサポートしてもらうも解決せず。
最低です。
シッピングで壊れました。
久々にまじで困りました。
アナログ機材が壊れることは多少想定していたけど、IOが壊れるとは想定外。
ということで予備のIOは無し。
おまけに仕事はたまっていて、この様子だと納期も完全に間に合わない。
ひとまず先方へはトラブルで納品できない旨を伝えます。
そして翌週に別件で日本へ帰国予定があったため、その時に販売店にIOを持ち込むことに。
その別件のライブレコーディング
と、さらに別件の犬の搬送
そしてIOを代理店に持ち込みました。
曰く、『認識しませんね〜』
完全に壊れている認定をもらい、そのまま修理へゴー。
年末年始、しかも本国アメリカでの修理対応となるようで3、4ヶ月はかかるとのこと。
最悪の場合、予備のIOを買って帰らねばと思っていた所、
担当安田さんが代替え機を出してくれるという神対応。
さすがです。いつもお世話になっています。
皆さん、機材はRockOnCompany渋谷で買いましょう。
必ずいいことがあります。
そして現在はその代替え機で作業を行なっています。
肝心の音の比較は?
実は、借りている代替え機が同じApogeeではないので未だ比較はできず笑
ただ、大きな違いがあるように、なんとなく感じています。
そう、今のところはなんとなく。
問題のAopgeeさんは無事修理も終わっているので、次の帰国の時に引き取ってきます。
違いの件はその時にでも。
これを書いている現在は落ち着いたけど、本当に色々あるなぁというのが今回の移転作業でした。
環境が変わるって何よりも効果のあることだと思っているから、これからの作品にも少なからず違いが出てくると思っています。
更にいい作品を作りたい、って欲求はずっと満たされないままジジイになっていくんだろうな。
自分の気持ちの赴くままに、その経過を見届けたいと思っています。
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